2025/08/27 10:58 NEW!!
本土株:上海総合は0.1%高で反発、上海B株は1.5%高 
27日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数が前日比4.74ポイント(0.12%)高の3873.12ポイントと反発している。
中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。国営メディアは26日、全国人民代表大会(全人代、国会に相当)常務委員会会議が9月8〜12日に北京で開催されると報じた。会議の決定内容については、最終日に国営メディアが詳細を報じるのが通例だ。中国当局はこのところ、不動産支援や消費刺激、過当競争是正など景気対策を相次ぎ打ち出している。相場の先高観もプラス。野村やHSBCなど複数のブローカーは、中国株マーケットの上昇余地があるとして、年末の目標値を引き上げている。なお、朝方公表された中国工業企業の利益総額は今年1〜7月に前年同期比1.7%減となり、1〜6月の1.8%減から減少幅がやや縮小した。
ただ、全体としては上値が重い。米関税政策の不透明感がくすぶっているほか、指数は依然として10年ぶりの高値圏で推移しているため、売り圧力も意識されている。
主要銘柄の値上がり率は、瑞芯微(603893/SH)が4.8%、中国衛星(600118/SH)が4.8%、安徽海螺セメント(600585/SH)が2.3%、薬明康徳(603259/SH)が1.9%など。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が3.75ポイント(1.46%)高の261.25ポイント、深センB株指数が1.68ポイント(0.13%)高の1325.16ポイントで推移している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。国営メディアは26日、全国人民代表大会(全人代、国会に相当)常務委員会会議が9月8〜12日に北京で開催されると報じた。会議の決定内容については、最終日に国営メディアが詳細を報じるのが通例だ。中国当局はこのところ、不動産支援や消費刺激、過当競争是正など景気対策を相次ぎ打ち出している。相場の先高観もプラス。野村やHSBCなど複数のブローカーは、中国株マーケットの上昇余地があるとして、年末の目標値を引き上げている。なお、朝方公表された中国工業企業の利益総額は今年1〜7月に前年同期比1.7%減となり、1〜6月の1.8%減から減少幅がやや縮小した。
ただ、全体としては上値が重い。米関税政策の不透明感がくすぶっているほか、指数は依然として10年ぶりの高値圏で推移しているため、売り圧力も意識されている。
主要銘柄の値上がり率は、瑞芯微(603893/SH)が4.8%、中国衛星(600118/SH)が4.8%、安徽海螺セメント(600585/SH)が2.3%、薬明康徳(603259/SH)が1.9%など。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が3.75ポイント(1.46%)高の261.25ポイント、深センB株指数が1.68ポイント(0.13%)高の1325.16ポイントで推移している。
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