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2026/02/25 08:46 NEW!!

しっかりか、内外環境が安定 無料記事

◆25日の香港マーケットは、内外環境の安定でしっかりか。(亜州リサーチ編集部)
 外部環境は安定的。人工知能(AI)脅威論がやや薄らぎ、米株が上昇に転じた。24日の米株市場は、主要指標のNYダウが前日比0.8%高、ハイテク株比率の大きいナスダック指数が1.0%高とそろって反発。AI開発のアンソロビックがAI自動化ツール「コワーク」を既存ソフトに組み入れられる機能を発表したことを受け、AIが既存の事業モデルを代替するのではなく、補完するものだとの認識が広がった。足もとで売りが続いたサービス型ソフトウエア、SaaS(Software as a Service)銘柄に買い戻しが入っている。米景気指標の改善もプラス。コンファレンス・ボード(CB)が24日公表した2月の米消費者信頼感指数は前月から上昇し、市場予想も上回っている。また、1月分は上方修正された。米株市場の不安心理を表すVIX(20を超えると不安心理が高まった状態とされる通称「恐怖指数」)は19.55と、前日比で6.95%(1.46ポイント)低下。再び節目の20を割り込んでいる。中国銘柄もしっかり。中国企業のADR(米国預託証券)で構成されるナスダック・ゴールデン・ドラゴン中国指数(HXC)は1.4%高と9日ぶりに反発している。主要な香港との重複上場銘柄では、万国数拠HD(GDS/NASDAQ、9698/HK)が6.7%高、小鵬汽車(エックスポン:XPEV/NYSE、9868/HK)が6.7%高、金山雲(キングソフト・クラウド:KC/NASDAQ、3896/HK)が4.5%高と上げが目立った。
 内部環境も悪くない。全国人民代表大会(全人代、国会に相当)の開幕(来週3月5日)が視野に入る中、追加の景気刺激策に対する期待感も高まっている。昨年12月に開催された「中央経済工作会議」では、第15次5カ年計画の初年度に当たる26年の政策運営について、「より積極的な」財政政策と「適度に緩和的な」金融政策を継続することが決定された。
 香港上場企業の業績動向にも注目が集まる。きょう25日はHSBC(5/HK)の期末決算や玖龍紙業(2689/HK)の中間決算、26日は香港交易所(388/HK)や中電HD(2/HK)、携程集団(9961/HK)、銀河娯楽集団(27/HK)の期末決算、新鴻基地産発展(16/HK)の中間決算、百度集団(9888/HK)の第4四半期決算、27日は信義玻璃HD(868/HK)と信義光能HD(968/HK)の期末決算、新世界発展(17/HK)の中間決算などが発表される予定だ。
 こうした中、本日の香港・本土マーケットは全体としてしっかりとした展開か。米関税政策を巡る不透明感はくすぶるものの、米株の反発や中国の政策に対する期待感が相場を支えよう。


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