2026/02/20 08:49
上値の重い展開か、外部環境に不透明感 
◆春節連休明け20日の香港マーケットは、外部環境の不透明感で上値の重い展開か。(亜州リサーチ編集部)
外部環境はややネガティブ。中東地域の地政学リスクや米金融政策に不透明感がマイナス材料だ。トランプ米大統領は19日、米軍がイランに軍事攻撃をする可能性について「10日間で明らかになる」などと述べた。それより先、複数メディアが18日、早ければ今週末にも米軍がイランを攻撃する準備が整うと報道。19日のNY商品市場では、WTI原油先物が1.9%高と続伸し、一時、8月上旬以来の高値を付けている。インフレ高進も懸念される状況だ。米金融政策を巡っては、今後の方向性について米連邦準備理事会(FRB)メンバーの間で見方が分かれている。FRBが18日公開した米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(1月開催分)では、数人がインフレ高止まりなら金利引き上げも必要との認識を示す一方、ほかのメンバーはインフレ鈍化なら更に利下げが出来るとの考えを示した。
19日の米株市場は、主要指標のNYダウが前日比0.5%安と4日ぶりに反落し、ハイテク株比率の大きいナスダック指数は0.3%安と3日ぶりに反落している。米株市場の不安心理を表すVIX(20を超えると不安心理が高まった状態とされる通称「恐怖指数」)は20.23と、前日比で3.11%(0.64ポイント)上昇。再び節目の20を超過している。中国銘柄もさえない。中国企業のADR(米国預託証券)で構成されるナスダック・ゴールデン・ドラゴン中国指数(HXC)は0.4%安と6日続落している。主要な香港との重複上場銘柄では、阿里巴巴集団HD(アリババ・グループ・ホールディング:BABA/NYSE、9988/HK)が1.0%安、文遠知行(ウィーライド:WRD/NASDAQ、800/HK)が1.0%安、ビリビリ(BILI/NASDAQ、9626/HK)が0.6%安と下げが目立った。
内部環境に目立った手がかりはない。中国本土は春節(旧正月)の大型連休中で、本土A株市場は週明け23日まで休場となる。相場に影響する本土発のニュースフローが乏しい状況だ。
こうした中、本日の香港マーケットは全体として上値の重い展開か。中国発の新規材料が乏しい中、外部環境の不透明感が重しとなろう。ただ、原油高を背景に、資源株が物色される可能性はありそうだ。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
外部環境はややネガティブ。中東地域の地政学リスクや米金融政策に不透明感がマイナス材料だ。トランプ米大統領は19日、米軍がイランに軍事攻撃をする可能性について「10日間で明らかになる」などと述べた。それより先、複数メディアが18日、早ければ今週末にも米軍がイランを攻撃する準備が整うと報道。19日のNY商品市場では、WTI原油先物が1.9%高と続伸し、一時、8月上旬以来の高値を付けている。インフレ高進も懸念される状況だ。米金融政策を巡っては、今後の方向性について米連邦準備理事会(FRB)メンバーの間で見方が分かれている。FRBが18日公開した米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(1月開催分)では、数人がインフレ高止まりなら金利引き上げも必要との認識を示す一方、ほかのメンバーはインフレ鈍化なら更に利下げが出来るとの考えを示した。
19日の米株市場は、主要指標のNYダウが前日比0.5%安と4日ぶりに反落し、ハイテク株比率の大きいナスダック指数は0.3%安と3日ぶりに反落している。米株市場の不安心理を表すVIX(20を超えると不安心理が高まった状態とされる通称「恐怖指数」)は20.23と、前日比で3.11%(0.64ポイント)上昇。再び節目の20を超過している。中国銘柄もさえない。中国企業のADR(米国預託証券)で構成されるナスダック・ゴールデン・ドラゴン中国指数(HXC)は0.4%安と6日続落している。主要な香港との重複上場銘柄では、阿里巴巴集団HD(アリババ・グループ・ホールディング:BABA/NYSE、9988/HK)が1.0%安、文遠知行(ウィーライド:WRD/NASDAQ、800/HK)が1.0%安、ビリビリ(BILI/NASDAQ、9626/HK)が0.6%安と下げが目立った。
内部環境に目立った手がかりはない。中国本土は春節(旧正月)の大型連休中で、本土A株市場は週明け23日まで休場となる。相場に影響する本土発のニュースフローが乏しい状況だ。
こうした中、本日の香港マーケットは全体として上値の重い展開か。中国発の新規材料が乏しい中、外部環境の不透明感が重しとなろう。ただ、原油高を背景に、資源株が物色される可能性はありそうだ。
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