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2020/09/16 08:55

しっかりか、世界景気の回復期待が支えに 無料記事

◆16日の香港マーケットは、世界景気の回復期待でしっかりとした展開か。(亜州リサーチ編集部)
 外部環境は安定的。昨夜の米株市場では、主要指標のNYダウが前日比0.01%高と3日続伸し、ハイテク株比率の大きいナスダック指数が1.21%高と続伸した。米中の経済指標がそろって改善するなか、世界景気の持ち直しが意識される。中国の8月経済指標が上振れたことに続き、米国では9月のニューヨーク連銀製造業景況指数が17.0となり、市場予想(6.9)を大幅に上回る伸びを記録した(8月は3.7)。「GAFAM」と呼ばれる主力IT関連(グーグルの持株会社アルファベット、アップル、フェイスブック、アマゾン、マイクロソフト)がそろって上昇している。ただ、上値は限定的。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を翌日に控え、金融政策動向を見極めたいとするスタンスも漂った。
 一方、15日の本土株市場は、主要指標の上海総合指数が0.5%高と3日続伸。重要経済指標の内容が好感された。中国経済の持ち直しが意識されている。取引時間中に公表された今年8月の各種経済統計は、小売売上高が新型コロナウイルスのまん延以降で初めてプラス成長に転じ(8カ月ぶり)、鉱工業生産額が予想以上に増加するなど総じて良好な内容だった。
 こうしたなか、本日の香港・本土マーケットは全体としてしっかりとした展開となろう。上述したように、米中の指標改善が好感されそうだ。また、香港で新型コロナウイルス対策としての各種規制が緩和されることや、一部業種への支援策が打ち出されたことも好材料となる。ただ、米中対立の警戒感が根強いことや、米金融政策動向の見極めなどで買い一巡後は上値の重さも意識されそうだ。


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