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2019/02/26 08:58

上値の重い展開か、好材料出尽くしを意識 無料記事

◆26日の香港マーケットは、好材料の出尽くし感で上値の重い展開か。
 外部環境は安定している。昨夜の米株市場では、主要指標のNYダウが前営業日比0.2%高、ハイテク株比率の大きいナスダック指数が0.4%高とそろって続伸した。トランプ米大統領が24日、中国製品に対する関税引き上げ期限(3月1日)の延期を表明したことが好感されている。大統領は25日にも、「(通商合意に)近づいている」と強調した。米中関係の改善を手がかりに、中国関連とされる建機のキャタピラーなどが急伸している。ただ、引き上げ期限延長は予想範囲内との見方もあり、引けにかけて指数は上げ幅を削った。
 一方、25日の本土株市場では、米中貿易戦争の終結期待で主要指標の上海総合指数が5.6%高と急伸。昨年6月以来の高値水準を回復した。商いも膨らみ、上海と深センの両証券取引所を合わせた売買代金は1兆人民元の大台を突破。1兆406億人民元(約17兆2400億円)にまで拡大し、2015年11月以来の大きさを記録した。中国の国営メディアは25日、「米中協議では両国の利益となる合意に近づいた」と報じている。また、中国の政策期待も強まる状況。中国共産党中央政治局は22日、習主席の主催で会議を開き、積極財政の加速方針を確認した。
 こうしたなか、本日の香港・本土マーケットは全体として上値の重い展開か。前日の買い材料となった「関税引き上げ延期」に関しては、いったん好材料の出尽くし感が広がる可能性もある。また、急速な上昇を受けた反動売りが出る恐れもあろう。もっとも、大きく売り込む動きは想定しない。全国人民代表大会(全人代、国会に相当)の開幕を来週(3月5日)に控え、中国で景気テコ入れ策に対する期待感が強まっている。


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