/ 詳細
検索 (期間指定)
期間
亜州リサーチFacebook公式ページ 亜州リサーチYoutube公式チャンネル

2020/10/08 09:04

方向感を欠く展開か、あす取引再開の本土株動向が気がかり 無料記事

◆8日の香港マーケットは、本土市場の取引再開を控え方向感を欠く展開か。(亜州リサーチ編集部)
 外部環境は落ち着いている。昨夜の米株市場では、主要指標のNYダウとハイテク株比率の大きいナスダック指数がそろって前日比1.9%高とそれぞれ反発した。米景気対策の期待感が再び高まる。トランプ米大統領は6日夜、追加経済対策法案と切り離し、個人に小切手を配布する法案が単独で議会を通過した場合、直ちに署名する用意があるとツイッター投稿した。そのほかにも、航空会社や中小企業の救済策を議会はすぐに承認するべきだと述べている。前日のマーケットでは、トランプ氏が経済対策協議を大統領選後まで停止するよう交渉担当者に指示したと伝わり、指数は急落していた。
 一方、中国国内では、国慶節に伴いマーケットが先週1日からあす8日まで休場となっている。相場に影響を与える政策動向の動きもみられていない。
 こうしたなか、本日の香港マーケットは全体として方向感を欠く展開か。昨夜の米株高は好感されそうだが、大型連休明けとなるあすの本土株動向が気がかりだ。


内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。

関連ニュース同じカテゴリーのニュース