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2019/02/01 09:13

底堅い展開か、米中協議の進展が支えに 無料記事

◆1日の香港マーケットは、米中協議の進展を支えに底堅い展開か。
 外部環境は良好と言える。昨夜の米株市場では、主要指標のNYダウが前日比0.1%安と3日ぶりに反落したが、ハイテク株比率の大きいナスダック指数は1.4%高と続伸した。一部企業の決算下振れを受けてNYダウは売りに押されたものの、高く推移する場面もみられ、大きく売り込む動きとはなっていない。この日終了した閣僚級の米中通商協議に関しては、波乱なく終了したとの見方が優勢。協議終了後に劉鶴副首相はトランプ米大統領と面会し、米国産大豆の輸入を大幅に増やす方針などを伝えた。また、会談に同席したライトハイザー米通商代表部(USTR)代表は2月の春節(旧正月)明けに訪中し、閣僚級会議を開くと発言。最終合意に関してトランプ氏は、習近平国家主席との首脳会談で交わす方針を示した。また、米紙は31日、「中国代表団は米中首脳会談の2月開催を提案した」と報じている。
 一方、1月31日の本土株市場では、主要指標の上海総合指数が0.4%高と4日ぶりに反発。中国景気に対する過度な不安が後退した。今年1月の中国製造業PMI(国家統計局などが集計・公表)は49.5となり、2カ月連続で節目の50を下回ったものの、前月実績(49.4)と市場予想(49.3)を上回っている。また、同月の非製造業PMIは54.7という結果。前月の53.8から0.9ポイント上昇した。大型優良株が物色され、上海市場の代表銘柄で構成される「上海50A株指数」は1.78%高と上海総合指数などをアウトパフォームしている。
 こうしたなか、本日の香港マーケットは全体として底堅く推移か。上述したように、米中協議が波乱なく進展したことがプラス材料だ。本土マーケットも同様に、しっかりとした展開が期待できよう。なお春節により、本土市場は週明け4〜8日、香港市場は4日午後〜7日が休場となる。


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