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2021/02/17 09:00

方向感を欠く展開か、好悪材料が入り混じる 無料記事

◆17日の香港マーケットは、好材料と悪材料の綱引きで方向感を欠く展開か。(亜州リサーチ編集部)
 外部環境には好悪材料が入り混じる。休場明けとなった昨夜の米株市場は、全体として売り買いが交錯した。主要指標のNYダウが前営業日比0.2%高と続伸し、連日で史上最高値を更新する半面、ハイテク株比率の大きいナスダック指数は0.3%安と3日ぶりに反落。米経済指標の改善や追加経済対策の早期実施期待が支えになる一方、急速な米金利上昇の動きは警戒された。この日公表された経済指標では、今年2月のNY連銀製造業景況指数が12.1となり、前月の3.5から予想(6.0)以上に上向いている。バイデン米大統領が掲げる1兆9000億米ドル規模の追加経済対策案を巡っては、「米下院民主党は26日の採決を目指している」と伝わった。エネルギー株や金融株が買われ、指数を下支えしている。半面、急速な金利上昇を嫌気し、高PER(株価収益率)のハイテク株は売られた。16日のNY債券市場では、米10年債利回りが急伸し、約1年ぶりの高水準に達している。
 一方、中国国内では、本土市場が春節(旧正月)連休により、きょう17日までが休場となる。大きな材料には乏しいものの、春節中の消費活動が活発化していることや、新型コロナウイルスの新規感染状況が落ち着いていることは好材料と言えよう。
 こうした中、本日の香港マーケットは全体として方向感を欠く展開か。昨夜の原油高(WTI原油先物は、約1年1カ月ぶりの高値水準)や、中国の消費活況などは好感されそうだが、米金利高が重しとなりそうだ。また、指数がこのところ急ピッチに上昇していることもあり(「ニューエコノミー」関連で構成されるハンセン科技指数は、算出以来の高値を連日で更新)、売り圧力も意識されよう。


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