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2021/03/12 08:59

内外の政策期待で買い先行か、売り圧力意識で上値の重さも 無料記事

◆12日の香港マーケットは、内外環境の改善で買い先行しそうだが、売り圧力の高まりで上値も重そうだ。(亜州リサーチ編集部)
 外部環境はポジティブ。昨夜の米株市場では、主要指標のNYダウが前日比0.6%高と5日続伸し、前日に続いて史上最高値を更新した。ハイテク株比率の大きいナスダック指数は2.5%高と急反発している。米労働市場の回復と大型経済対策の成立で投資家心理が上向く。米労働省が11日発表した新規失業保険申請件数(週間)は、予想以上に前週から減少した。また、新型コロナウイルス流行を受けた1兆9000億米ドル規模の追加経済対策法は、バイデン米大統領の署名を経て成立。早ければ今週末にも、最大で1人当たり1400米ドル(約15万円)の現金給付が開始される。動向が注目される米10年債利回りに関しては、小幅に上昇したものの比較的穏やかな動きとあって、嫌気する売りは限定された。
 一方、中国国内では、先週5日に開幕した全国人民代表大会(全人代)が11日に閉会。李克強首相はその後の記者会見で、今年は経済の安定成長と新規雇用の創出を主要目標にしていると述べた。
 こうした中、本日の香港・本土マーケットは買い先行後に揉みあう展開か。上述したように、内外で経済対策の期待感が高まっている。政策で恩恵を受けやすい銘柄群が引き続き物色されそうだ。なお、中国では週明け15日、今年2月の各種経済統計(小売売上高や鉱工業生産など)が発表される。指数は前日の上げ幅が大きかったこともあり、買い一巡後は模様眺めのスタンスが強まる可能性もあろう。


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