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2021/04/08 09:03

上値の重い展開か、中国の引き締めを警戒 無料記事

◆8日の香港マーケットは、中国の引き締め懸念で上値の重い展開か。(亜州リサーチ編集部)
 外部環境は中立。昨夜の米株市場は、主要指標のNYダウが前日比0.1%高と反発する半面、ハイテク株比率の大きいナスダック指数は0.1%安と続落するなどまちまちだった。金融緩和策の長期化観測が相場を支える一方、主要企業の決算発表シーズン入りを前に、買い手控えムードも漂っている。米連邦準備制度理事会(FRB)が7日公開した米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(3月開催分)では、「米経済は改善しているものの、FRBが掲げる目標には程遠い」との認識でメンバーが一致していた。市場では、「経済活動の正常化が進んでも、当面は現行のゼロ金利政策や債券購入が続く」との見方が広がっている。
 一方、中国国内には引き締め懸念がくすぶる状況。英メディアは5日、「中国人民銀行(中央銀行)はバブルを警戒し、市中銀行に与信を抑制するよう指導した」と関係者の話として報じた。また、人民銀は足もとでオペによる資金供給を見送っている。6日のオペでは、リバースレポ取引により100億人民元を市中に供給したが、満期到来分との差引で100億人民元の吸収超だった(7日は差引ゼロ)。
 こうした中、本日の香港・本土マーケットは全体として上値の重い展開か。米金融緩和の長期化観測はプラス材料だが、中国の引き締め懸念はネガティブ材料だ。もっとも、景気回復の期待感は根強く、大きく売り込むような動きはみられないだろう。


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