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2021/04/30 09:06

神経質な値動きか、中国PMIが気がかり 無料記事

◆30日の香港マーケットは、米株高は支えとなるものの、中国指標の内容によっては乱高下する恐れもありそうだ。(亜州リサーチ編集部)
 外部環境は安定的。昨夜の米株市場は、主要指標のNYダウが前日比0.7%高と反発し、ハイテク株比率の大きいナスダック指数が0.2%高と3日ぶりに反発した。機関投資家がベンチマークとして重要視するS&P500指数は0.7%上昇し、史上最高値を更新している。バイデン米大統領がインフラ投資や教育投資などを支援する「米国家族計画」を打ち出したことに加え、米指標の改善や企業決算の好調が投資家心理を上向かせた。米商務省が29日発表した1〜3月期の実質GDP成長率(速報値)は年率換算で前期比6.4%増となり、伸びは前期(4.3%)から急加速。3期連続のプラス成長を達成し、新型コロナウイルス感染拡大期前の水準を回復した。決算動向を巡っては、予想を大幅に上回ったフェイスブックが急伸。引け後に公表した四半期決算で売上高が予想を上回ったアルファベット(グーグルの持株会社)は、時間外取引で急上昇している。ただ、全体としては上値は重かった。経済指標の改善を背景に、インフラ懸念もくすぶっている。米10年債利回りは再び上昇基調を強めた。
 一方、中国本土では、本日朝方(日本時間10時ごろ)、今年4月の中国製造業PMI(国家統計局などが集計)が公表される。事前の市場コンセンサス予想では、前月の51.9から51.8にやや低下する見込みだ。また、中国ではあすからメーデーの大型連休がスタートする(5月1〜5日)。
 こうした中、本日の香港・本土マーケットは全体として神経質な値動きか。昨夜の米株高は好感されそうだが、中国指標の内容が気がかり材料となる。また、中国の大型連休を前に、積極的な売買が手控えられる可能性もあろう。


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