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2021/04/28 09:02

FOMC控え上値の重い展開か、業績動向手がかりに選別物色も 無料記事

◆28日の香港マーケットは、米国のFOMC控え上値の重い展開か。(亜州リサーチ編集部)
 外部環境はやや不透明。昨夜の米株市場は、主要指標のNYダウが前日比0.01%高とほぼ横ばいとなる一方、ハイテク株比率の大きいナスダック指数は0.34%安と3日ぶりに反落した。長期金利の上昇がハイテク株などの重しとなったほか、28日の米連邦公開市場委員会(FOMC)結果発表が気がかり材料。10年債利回りが再び1.6%台に上昇する中、金利高による割高感が意識され、ハイテクなど高PER(株価収益率)のグロース(成長)株が売られた。半面、長期金利上昇が利ザヤ改善につながるとみられた金融株は物色されている。また、4月の米消費者信頼感指数が前月から大幅に上昇し、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が始まる前の水準を回復したことを受け、景気敏感株の一角も買われた。
 一方、内部的には企業決算が集中していることを除けば、全体相場を動かす材料に乏しい。中国本土では今週末、メーデーの大型連休がスタートする(5月1〜5日)。また、4月30日には4月の製造業PMIが公表される予定だ。
 本日中に四半期業績の発表を予定する企業は、第一トラクター(38/HK)や馬鞍山鋼鉄(323/HK)、中国石油化工(386/HK)、香港交易所(388/HK)、中国中鉄(390/HK)、中国海外発展(688/HK)、中国電信(728/HK)、中興通訊(763/HK)、中国建設銀行(939/HK)、大唐国際発電(991/HK)、比亜迪(1211/HK)、中国人民保険集団(1339/HK)、江西カン鋒リ業(1772/HK)、広発証券(1776/HK)、北京汽車(1958/HK)、中国人民財産保険(2328/HK)、中国太平洋保険(集団)(2601/HK)、中国人寿保険(2628/HK)、中海油田服務(2883/HK)、中信証券(6030/HK)、海通証券(6837/HK)などとなっている。
 こうした中、本日の香港・本土マーケットは全体として上値の重い展開か。上述したように、米国のFOMCを見極めたいとするスタンスが強まりそうだ。目先は、業績動向を手がかりにした値動きとなろう。前日公表された1〜3月期決算では、洛陽モリブデン集団(3993/HK)の利益倍増、江西銅業(358/HK)の利益4倍、中国アルミ(チャルコ:2600/HK)の利益31倍など、非鉄金属セクターの好調が目立つ。




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