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2021/03/09 08:48

売り買い交錯か、金利動向にらみ循環物色も 無料記事

◆9日の香港マーケットは、金利動向をにらみながら売り買いが交錯しそうだ。(亜州リサーチ編集部)
 外部環境には好悪材料が入り混じる。昨夜の米株市場では、主要指標のNYダウが前営業日比1.0%高と続伸する半面、ハイテク株比率の大きいナスダック指数は2.4%安と反落した。米追加経済対策の期待感と、米長期金利の上昇が綱引きとなっている。新型コロナウイルス流行を受けた1兆9000億米ドル規模の追加経済対策法案は、一部修正を経て米議会上院が6日に可決。下院で9日にも再可決され、バイデン米大統領の署名を経て14日までに成立する運びだ。新規のコロナ感染者数が縮小し、ワクチン接種が進んでいることとあわせ、経済正常化が早まると期待される。景気敏感株に買いが広がった。他方、米10年債利回りが高止まりする中、ハイテクなど高PER(株価収益率)のグロース株(成長株)には売りが加速している。
 一方、中国国内でも金利上昇の警戒感はくすぶる状況。8日午前に公表された人民元建て上海銀行間取引金利(SHIBOR)に関しては、翌日物などが再び上昇している。また、あす10日に2月の物価統計が公表される予定。インフレ傾向が鮮明化した場合、金利上昇圧力が意識される可能性もある。
 こうした中、本日の香港・本土マーケットは全体として方向感を欠く展開か。米市場と同様に、経済回復や金利動向をにらみながら、売り買いが交錯しそうだ。


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