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2021/04/27 09:11

上値の重い展開か、気がかり材料重なる 無料記事

◆27日の香港マーケットは、気がかり材料が重なる中で上値の重い展開か。(亜州リサーチ編集部)
 外部環境には好悪材料が入り混じる。昨夜の米株市場は、主要指標のNYダウが前営業日比0.2%安と反落する半面、ハイテク株比率の大きいナスダック指数は0.9%高と続伸した。コストプッシュインフレのマイナス面が重しとなる一方、今週に決算発表が集中する主力ハイテク銘柄に業績期待の買いが入り相場を支えている。インフレに関しては、ロンドン金属取引所(LME)で銅先物が急伸し、約9年9カ月ぶりの高値を付けたことや、シカゴ穀物市場で大豆やトウモロコシが大幅上昇したことを受け、原材料費の値上がりが一部企業の収益を圧迫すると不安視された格好。プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)やコカ・コーラ、ウォルマートなど消費関連株に売りが広がっている。他方、週内に決算発表を控えるアップルやマイクロソフトなどはしっかりだった。
 一方、中国国内では重要経済指標の発表が控えている。本日の取引時間中(日本時間10時半ごろ)には3月の工業企業利益、30日には4月の製造業PMIが公表される予定だ。また、主要な中国企業の決算報告も相次ぐ。本日は、万洲国際(288/HK)や江西銅業(358/HK)、華能国際電力(902/HK)、安徽海螺水泥(914/HK)、国薬HD(1099/HK)、中遠海運港口(1199/HK)、中国国際海運集装箱(2039/HK)、中国アルミ(2600/HK)、洛陽欒川モリブデン集団(3993/HK)などが第1四半期決算を公表する予定だ。
 こうした中、本日の香港・本土マーケットは全体として上値の重い展開か。経済指標や企業決算の発表に加え、中国本土では今週末、メーデーの大型連休がスタートする(5月1〜5日)。気がかり材料が重なる中、模様眺めのスタンスも漂いそうだ。そのほか、美団(メイトゥアン:3690/HK)の値動きにも注目があつまる。国家市場監督管理総局(SAMR)は26日、飲食ポータルサイトの美団に対し、独占禁止法の疑いで調査を始めたと発表した。



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