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2021/02/03 08:59

堅調推移か、内外に好材料 無料記事

◆3日の香港マーケットは、内外の好材料で堅調地合いが継続する展開となろう。(亜州リサーチ編集部)
 外部環境は安定的。昨夜の米株市場は、主要指標のNYダウが前日比1.6%高、ハイテク株比率の大きいナスダック指数も1.6%高とそろって続伸した。米追加経済対策とハイテク企業決算の期待感が追い風。与野党で協議が難航している総額1兆9000億米ドル規模の経済対策案については、財政調整措置と呼ばれる手続きを活用して、与党・民主党が単独で可決する可能性が伝わった。主要企業の決算報告が進む中、好業績が期待されるハイテク企業の物色意欲も高まっている。また、個人投資家の過熱投資が沈静化していることも、引き続きマーケット全体の買い安心感につながった。
 取引終了後に四半期決算を発表したアルファベット(グーグルの持株会社)とアマゾンは、それぞれ売上高と利益が予想を上回り、時間外取引で株価が上昇している。
 中国国内の環境も良好。なかでも、中国人民銀行(中央銀行)が資金供給を継続していることがポジティブ材料だ。人民銀が2日に実施した公開市場操作(レポ)では、リバースレポ取引を通じて800億人民元が市中に供給されている。満期到来分との差引では、780億人民元の供給超だった(供給超は3営業日連続)。流動性のひっ迫懸念が後退する中、短期金利の上昇も一服している。人民元建て上海銀行間取引金利(SHIBOR)の翌日物は2日、前日に続き急低下し、約2週ぶりの水準に落ち着いた。
 こうした中、本日の本土・香港マーケットは、前日の好地合いを継いでしっかりとした展開か。上述したように、米国の経済対策や中国の資金供給に対する期待感が支えとなる。
 なお、Eコマース中国最大手の阿里巴巴集団HD(アリババ・グループ・ホールディング:9988/HK)は昨日引け後に四半期決算を公表し、売上高と利益が上振れた。


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