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2021/01/08 09:06

堅調推移か、米株最高値更新が支えに 無料記事

◆8日の香港マーケットは、米株の最高値更新を手がかりに堅調推移か。(亜州リサーチ編集部)
 外部環境はポジティブ。なかでも、米株の高値更新が好材料だ。昨夜の米株市場では、主要指標のNYダウが前日比0.7%高と3日続伸し、連日で史上最高値を更新した。ハイテク株比率の大きいナスダック指数は2.6%高と急反発し、最高値を更新。機関投資家がベンチマークとして重要視するS&P500指数も1.5%高と続伸し、最高値を切り上げている。米国の次期政権では、民主党が大統領と上下両院でイニシアチブをとることになり、バイデン次期大統領が掲げる大型財政出動が実施される見通しとなった。巨大ハイテク企業に対する規制強化など懸念される政策案はあるものの、ひとまずプラス面がクローズアップされている。サービス業の景況感改善もプラス。米景気の米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した昨年12月の非製造業総合景況感指数は57.2となり、予想(54.5)に反し、前月(55.9)から上昇した。
 中国国内の環境も良好。第14次5カ年計画(2021〜25年)の初年度がスタートする中、経済支援策に対する期待感が高まる状況だ。5カ年計画では、内需の拡大や科学技術の発展に重点を置く方針が示される見通し。また、習近平・国家主席は「カーボンニュートラル」の実現に尽力する方針だ。
 ただ、欧州や米国で新型コロナウイルス感染再拡大に歯止めがかからないなか、中国でも感染が再び増えつつあることは気がかり材料となる。首都・北京市に隣接する河北省では7日までに、感染対応の「戦時体制」入りが宣言された。部分的なロックダウン(都市封鎖)が実施されている。
 なお、中国では来週、昨年12月の経済指標の発表が相次ぐ。11日に貿易統計、14日に物価統計、15日までに金融統計が公表される予定だ。
 こうした中、本日の本土・香港マーケットは全体として堅調に推移か。上述したように、米株の高値更新が投資家心理を上向かせそうだ。また、中国の景気対策に対する期待感も持続しよう。


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