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2021/04/22 08:59

米株高で買い先行か、決算見極めで上値の重さも 無料記事

◆22日の香港マーケットは、米株高を支えに買い先行しそうだが、中国企業の決算発表本格化で上値も重そうだ。(亜州リサーチ編集部)
 外部環境は安定しつつある。昨夜の米株市場は、主要指標のNYダウが前日比0.9%高、ハイテク株比率の大きいナスダック指数が1.2%高とそろって3日ぶりに反発した。経済活動正常化の期待を背景に、米景気の先行きが改めて楽観視される。バイデン米大統領は21日、就任100日以内(4月末)に新型コロナウイルスワクチンの接種2億回を実現するとの目標を前倒しで達成したと発表した。また、中小企業を対象に、ワクチン接種のため従業員が有休休暇を取得した場合、税額控除を行うと表明。ワクチン普及が一段と進み、経済活動が早期に正常化するとの見方が広がった。一部の国で新型コロナ感染が再び深刻化していることを不安視した売りが先行したものの、中盤からプラスに転じている。
 一方、内部的には目新しい材料に乏しい。主要企業の決算報告が本格化する中、業績動向を見極めたいとするスタンスが強まっている。
 米中関係を巡っては、中国外交部が21日、「バイデン米大統領がオンラインで開く気候変動サミットに、習近平・国家主席も出席する」と発表。これをきっかけに、両国の緊張緩和が期待されている。ただ、米国の対中圧力が続いていることもあり、依然として不透明感はくすぶる状況だ。
 こうした中、本日の香港・本土マーケットは全体として上値の重い展開か。昨夜の米株高は支えとなりそうだが、米中対立の警戒感は根強く、積極的に上値を買い進む動きにはつながらないだろう。目先は業績動向に注目した物色となりそうだ。香港では本日、青島ビール(168/HK)や中国中煤能源(1898/HK)、万科企業(2202/HK)、中国平安保険(2318/HK)、あす23日は招商銀行(3968/HK)や中国神華能源(1088/HK)、華潤水泥HD(1313/HK)、招金鉱業(1818/HK)などが第1四半期決算を報告する。



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