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2021/02/19 08:56

上値の重い展開か、内外の金利動向に警戒感 無料記事

◆19日の香港マーケットは、内外の金利動向を気にしながら上値の重い展開か。(亜州リサーチ編集部)
 外部環境はやや不透明。昨夜の米株市場は、主要指標のNYダウが前日比0.4%安と4日ぶりに反落し、ハイテク株比率の大きいナスダック指数が0.7%安と3日続落した。金利上昇の警戒感と弱い経済指標が投資家の慎重スタンスを強めさせている。米10年債利回りは依然として約1年ぶりの高水準で推移。高PER(株価収益率)のハイテク株にとっての逆風となった。また、米労働省が18日発表した新規失業保険申請件数(週間)は、減少予想に反して前週から増加。経済対策に対する期待感は高まったものの、実体経済の落ち込みが目先の不安材料として改めてクローズアップされた。
 一方、中国国内にも懸念材料がある。なかでも、金利上昇の懸念が高まる状況だ。昨日公表された人民元建て上海銀行間取引金利(SHIBOR)は、翌日物が前営業日の1.9250%から2.3410%に急上昇。中国人民銀行(中央銀行)が朝方実施した金融操作では、中期貸出制度(MLF)とリバースレポを通じ計2200億人民元の資金を供給したものの、満期到来分との差引では2600億人民元の吸収超だった。春節(旧正月)連休中の消費活動が活発化した事はプラスとなるものの、市場の一部では「当局の緩和スタンスが後退する」との不安もくすぶっている。
 こうした中、本日の香港・本土マーケットは全体として上値の重い展開か。上述したように、内外の金利上昇がマイナス材料だ。人民銀の金融操作を気にしながらの展開となろう。


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