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2020/10/23 08:51

しっかりとした展開か、外部環境が改善 無料記事

◆23日の香港マーケットは、外部環境の改善でしっかりとした展開か。(亜州リサーチ編集部)
 外部環境はややポジティブ。昨夜の米株市場は、主要指標のNYダウが前日比0.5%高、ハイテク株比率の大きいナスダック指数が0.2%高とそろって反発した。雇用関係の指標が上向き、米経済の過度な先行き不安が後退。米労働省が発表した新規失業保険申請件数(週間)は、増加予想に反し前週から減少した。労働市場が改善していると見方が広がっている。また、ペロシ米下院議長が22日、米追加経済対策を巡る与野党協議に関し、「合意は近い」との認識を示したこともプラス材料だ。そのほか、米10年債利回りの上昇が続き、足元では約4カ月半ぶりの水準を回復。利ザヤ改善の期待で金融株が買われた。半面、金利高がマイナスとなるハイテク株の一角が下げている。
 一方、22日の本土株市場は、主要指標の上海総合指数が0.4%安と続落。資金流出の懸念が引き続き重しとなった。中国・香港間の相互取引スキームを通じた売買では、香港経由の本土株売買が連日で売り越しとなっている。ただ、大きく売り込む動きはみられない。重要会議の第19期中央委員会・第5回全体会議(5中全会)が週明け26日にスタートすることもあり、政策に対する期待感が根強い状況だ。指数は下げ幅を徐々に縮小した。
 こうしたなか、本日の香港・本土マーケットは全体としてしっかりとした展開か。中国の政策期待が続くほか、外部環境の改善が好感されそうだ。米金利高を手がかりに、金融株が引き続き物色対象になろう。また、主要企業の決算発表が進むなか、業績動向にも注目が集まりそうだ。本日は、鞍鋼(347/HK)や中国海外発展(688/HK)、エン州煤業(1171/HK)、華潤水泥HD(1313/HK)、招金鉱業(1818/HK)、長城汽車(2333/HK)などが四半期決算を発表する。
 なお香港市場は週明け26日、重陽節の振り替えで休場となる(本土は通常取引)。


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