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2021/03/17 08:53

方向感を欠く展開か、米金融政策動向を見極めへ 無料記事

◆17日の香港マーケットは、米金融政策動向の見極めで方向感を欠く展開か。(亜州リサーチ編集部)
 外部環境はやや不透明。昨夜の米株市場は、主要指標のNYダウが前日比0.4%安と8日ぶりに反落する一方、ハイテク株比率の大きいナスダック指数は1.0%高と小幅ながら続伸した。NYダウは前日まで4日連続で史上最高値を更新していたこともあり、このところ上昇の勢いが強かった景気敏感株を中心に売りに押された格好。また、2月の米小売売上高が予想以上に減少したことも重しだ。様子見ムードも漂う。米連邦準備制度理事会(FRB)は17日(日本時間18日未明)、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を発表する。政策金利は据え置かれるとの見方が濃厚だ。その後のパウエルFRB議長会見では、今後の金融政策動向に対する言及が注目される。
 一方、内部的には新規の取引材料が乏しい。中国・香港では主要企業の決算報告がこれから本格化するため、業績動向を見極めたいとするスタンスが強まる状況だ。ただ、景気先行きは楽観されている。UBSは最新リポートで、2021年中国GDP成長率見通しを従来想定の「8.2%」から「9.0%」に上方修正した。先ごろ閉幕した全国人民代表大会(全人代、国会に相当)の「政府活動報告」では、21年のGDP成長率目標を「6%以上」に設定している。
 こうした中、本日の香港・本土マーケットは全体として方向感を欠く展開か。上述したように、FOMCの結果発表が気がかり材料となる。業績動向を巡っては、17日に舜宇光学科技(2382/HK)、18日に華潤電力HD(836/HK)や長江実業集団(1113/HK)、李寧(2331/HK)、中信証券(6030/HK)、中国飛鶴(6186/HK)などが期末決算を報告する予定だ。なお、通信機器・設備メーカー大手の中興通訊(ZTE:763/HK)が16日引け後に公表した20年通期決算は、売上高が11.8%増加したものの、純利益は17.3%減少。ただ、同社はあわせて21年1〜3月期の大幅増益を予告している。


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