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2021/05/06 08:52

しっかりか、米中の景気回復に期待感 無料記事

◆6日の香港マーケットは、米中の景気期待でしっかりとした展開か。(亜州リサーチ編集部)
 外部環境は安定している。昨夜の米株市場は、主要指標のNYダウが前日比0.3%高と3日続伸し、史上最高値を更新した。金利先高観がやや後退したほか、米経済が早期に回復するとの見方が相場を支える。イエレン米財務長官は4日、「経済の過熱を防ぐため、金利上昇が必要となる」と発言したことに関し、「それを予測したり推奨するものではない」と軌道修正し、利上げ圧力の高まりをけん制した。この日公表された経済指標では、今年4月のADP全米雇用リポートで、(政府部門を除く)非農業部門の雇用者数が予想ほどではなかったものの、7カ月ぶりの大幅な伸びを記録。専門家の間では、今後数カ月内に加速する可能性が高いとの声が聞かれる。また、米サービス部門PMI(改定値)は64.7となり、予想の63.1を上回った。エネルギーや素材など景気敏感株に買いが広がっている。ただ、循環物色の流れが強まる中で、ハイテクなどグロース(成長)株は売りに押され、ナスダック指数は0.4%安と4日続落した。
 一方、中国本土では、メーデーの大型連休(1〜5日)が終わり、本土株マーケットの取引が再開される。新型コロナウイルス感染拡大がほぼ収束している中国では、連休中に多くの人が移動し、消費活動も活発化した。また、中国の各省が相次いで報告した第1四半期(1〜3月)の域内総生産(GDP)に関しては、湖北省が58%増と高成長を示すなど軒並み改善している。景気の先行きも楽観される状況だ。
 こうした中、本日の香港・本土マーケットは全体としてしっかりか。上述したように、米中の景気期待が投資家心理を上向かせそうだ。


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