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2021/03/29 08:56

買い先行か、NYダウは最高値更新 無料記事

◆週明け29日の香港マーケットは、米株高値更新を好感した買いが先行する流れか。(亜州リサーチ編集部)
 外部環境はポジティブ。先週末の米株市場は、主要指標のNYダウが前日比1.4%高、ハイテク株比率の大きいナスダック指数が1.2%高とそろって続伸した。NYダウは史上最高値を更新。機関投資家がベンチマークとして重要視するS&P500指数も1.7%高で最高値を切り上げている。米景気の先行き楽観が続く。バイデン米大統領が25日、新型コロナウイルスのワクチン接種を倍増させる計画を打ち出す中、経済活動の正常化が早まるとの見方が広がった。また、3月のミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)が速報値から予想以上に上方修正され、1年ぶりの高水準に達したことも材料視されている。
 ただ、中国と西側諸国の対立は警戒される状況。中国外交部は27日、新疆ウイグル自治区の少数民族に対する人権問題を巡り、制裁措置を打ち出した各国に対し、中国側も対抗措置を講じると発表した。米国とカナダの関係者に制裁を科す。
 また、中国本土では今週31日、3月の中国製造業PMI(国家統計局などが集計)が公表される。事前の市場コンセンサス予想では、前月の50.6から51.2にやや上昇する見込みだ。また、香港市場は4月2〜6日までイースターや清明節などで休場となる(本土市場は5日が休場)。
 こうした中、本日の香港・本土マーケットは買いが先行する可能性が高い。上述したように、NYダウ高値更新がリスク選好を強めさせそうだ。なお、香港では主要企業の決算発表が終盤に入っている。本日は、比亜迪(1211/HK)や東風汽車集団(489/HK)、江西銅業(358/HK)、広深鉄路(525/HK)、中国通信服務(552/HK)、中国海外発展(688/HK)、華潤置地(1109/HK)、、中国冶金科工(1618/HK)、中国郵政儲蓄銀行(1658/HK)、広発証券(1776/HK)、中国国際海運集装箱(2039/HK)、申洲国際集団HD(2313/HK)、中遠海運発展(2866/HK)、保利協キン能源HD(3800/HK)、京東健康(6618/HK)などが期末決算を報告する。
 先週末までに公表された主な20年通期決算では、美団(3690/HK)が利益2倍、大唐国際発電(991/HK)が利益3倍、新疆新キン鉱業(3833/HK)が利益5.5倍、中国石油化工(386/HK)が42%減益、エン州煤業(1171/HK)が33%減益など。ただ、中国石油化工に関しては、21年1〜3月期の黒字転換見通しも発表している。
 そのほか本日は、中国の動画配信プラットフォーム大手、ビリビリ(9626/HK、BILI/NASDAQ)が香港メインボードに重複上場する。26日のグレーマーケット(上場前の相対取引)では、公募価格比6.56%安の755.00香港ドルで取引を終了した。


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