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2021/04/20 08:59

米株安で売り先行か、中国の政策期待で下値は限定も 無料記事

◆20日の香港マーケットは、米株安を嫌気し売り先行も、中国の政策期待で下値は限定的か。(亜州リサーチ編集部)
 外部環境はやや不透明。昨夜の米株市場は、主要指標のNYダウが前営業日比0.4%安と4日ぶり、ハイテク株比率の大きいナスダック指数が1.0%安と3日ぶりにそれぞれ反落した。新規の買い材料に乏しい中、相場の過熱感が意識される。NYダウは先週、連日で史上最高値を更新し、ナスダック指数も高値圏で推移していた。今週以降、主要企業の決算報告が集中し、内容を見極めたいとするスタンスも買い手控えにつながっている。ただ、足もとで公表された米経済指標は良好なものが多く、景気先行きの楽観で指数は引けにかけて下げ幅を縮小させた。
 一方、中国国内では経済対策の期待が高まっている。国際的な経済会議の「博鰲(ボアオ)アジアフォーラム」が18日、海南省で2年ぶりに開幕した(期間は21日まで)。20日には習近平・国家主席がビデオを通じて基調演説を行い、米中企業座談会が開かれる予定となっている。また、域外マネーの本土流入加速もポジティブ材料。中国・香港間の相互取引スキームを通じた19日の売買では、香港経由の本土株取引が先週末に続き大幅な買い越しとなっている。
 こうした中、本日の香港・本土マーケットは全体としては下値の堅い展開か。昨夜の米株安を嫌気した売りが先行する可能性はあるものの、中国の政策に対する期待感で押し目を拾う動きも見られそうだ。
 なお、中国では本日朝方(日本時間10時半ごろ)、中国人民銀行(中央銀行)が銀行貸し出しの新たな指標となる最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」を公表する予定だ(月に一度、原則20日に公表)。金利は前月まで11カ月連続で据え置かれている。今回も変更はないとの見方がコンセンサスだ。


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