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2018/07/16 08:36

神経質な値動きか、中国GDPの発表が気がかり 無料記事

◆週明け16日の香港マーケットは、中国GDPを気にしながらの展開か。
 外部環境は安定している。先週末の米株市場では、主要指標のNYダウが前日比0.38%高、ハイテク株比率の大きいナスダック指数が0.03%高とそろって続伸。ナスダック指数は小幅ならが連日で史上最高値を更新した。米主要企業の4〜6月期決算発表がスタートするなか、業績に対する期待感が引き続き相場を下支えしている。米中貿易問題に関し、ひとまず小康状態を保っていることも買い安心感につながった。市場の一部では、両国の通商会議が再開されるとの観測も流れている。なお、この日公表された大手金融の決算はまちまちだった。シティグループやJPモルガン・チェースの1株利益は市場予想を上回ったが、ウェルズ・ファーゴの1株利益は予想に届いていない。相場に対する影響は限定的だった。
 一方、中国国内の環境には不安材料がある。なかでも、本日の取引時間中(日本時間11時ごろ)に、第2四半期(4〜6月期)GDP成長率と6月の各種経済指標(小売売上高や固定資産投資、鉱工業生産など)がまとめて発表されることが気がかりだ。注目のGDP成長率に関しては、前四半期(1〜3月期)の6.8%から6.7%にやや減速する見込み。中国は18年のGDP成長目標を「6.5%前後」に設定している。直近で公表された経済指標は比較的に良好なものが多かっただけに、結果に対する注目度も増す状況だ。なお先週末の本土市場では、主要指標の上海総合指数が0.2%安と反落。前日の急伸を受けて、利食い売りに押されている。
 こうした内外環境の下、本日の香港マーケットは中国指標を気にしながらの流れか。指標の結果が想定以上で着地した場合、本土系銘柄を中心に買いの勢いが加速しそうだ。
 本土マーケットも神経質な値動きか。香港と同様に、指標の内容を見極めながらの値動きとなろう。


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