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2021/03/24 08:58

売り先行か、業績動向による選別物色も 無料記事

◆24日の香港マーケットは、内外環境の不透明感で売られる展開か。(亜州リサーチ編集部)
 外部環境はネガティブ。昨夜の米株市場は、主要指標のNYダウが前日比0.9%安と反落し、ハイテク株比率の大きいナスダック指数が1.1%安と3日ぶりに反落した。新型コロナウイルス感染が欧州で再び拡大し、世界経済正常化の足かせになると危惧されている。メルケル独首相は23日、コロナ感染拡大を阻止するため、ロックダウン(都市封鎖)を4月18日まで延長すると発表した。すでにフランスも首都圏でロックダウンを実施している。また米国では、新規感染者数の減少ペースが鈍り、半数近くの州で増加に転じている状況だ。商品市況安も逆風。WTI原油先物は6.2%安と急落し、一時は2月上旬以来の安値を付けている。ロンドン金属取引所(LME)では銅やアルミなど主要商品の先物が軒並み下落した。
 一方、中国本土では資金流出が警戒されている。中国・香港間の相互取引スキームを通じた23日の売買では、香港経由の本土株取引が売り越しに転じた。香港では主要企業の決算報告がピークを迎えつつある。本日は、騰訊HD(700/HK)や中国石油天然気(857/HK)、新華人寿保険(1336/HK)、小米集団(1810/HK)、招金鉱業(1818/HK)、中国中煤能源(1898/HK)、北京汽車(1958/HK)、安踏体育用品(2020/HK)、中国蒙牛乳業(2319/HK)、中海油田服務(2883/HK)などが期末決算を発表する予定だ。
 こうした中、本日の香港・本土マーケットは全体として苦戦を強いられよう。上述したように、米株や商品市況の軟調がマイナス材料だ。目先は業績動向に着目した物色となろう。前日公表された主な決算では、華能国際電力(902/HK)が利益3倍、薬明生物技術(ウーシー・バイオロジクス:2269/HK)が67%増益、快手科技(クアイショウ・テクノロジー:1024/HK)が赤字拡大、海底撈国際HD(ハイディラオ・インターナショナル:6862/HK)が87%減益、中国アルミ(チャルコ:2600/HK)が13%減益などとなっている。


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