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2021/04/13 08:57

方向感を欠く展開か、米中の指標発表が気がかり 無料記事

◆13日の香港マーケットは、米中の指標発表前に方向感を欠く展開か。(亜州リサーチ編集部)
 外部環境はやや不透明。昨夜の米株市場は、主要指標のNYダウが前営業日比0.2%安と4日ぶり、ハイテク株比率の大きいナスダック指数が0.4%安と3日ぶりにそれぞれ反落した。新規材料に乏しい中で、高値警戒感が浮上。NYダウは先週、米景気の早期回復期待で史上最高値を更新していた。今週は米銀大手の決算報告が集中するほか、13日に米消費者物価指数(CPI)が発表されることもあり、様子見ムードも漂っている。市場の一部では、CPI発表でインフレ加速が意識され、国債利回りが上昇する――との見方も流れた。
 内部的にも懸念材料がある。なかでも、当局がネットプラットフォーマーに対し、反独占の取り締まりを強化するとの観測がネガティブ材料だ。前日の香港市場では、美団(メイトゥアン:3690/HK)や騰訊HD(テンセント・ホールディングス:700/HK)、百度集団(バイドゥ:9888/HK)などが下落。投資家心理の重しとなっている。
 重要経済指標の発表も相次ぐ。13日は1〜3月の貿易統計、16日は同期のGDP成長率などが予定されている。本日公表の貿易統計に関しては、輸出と輸入がそろって1〜2月から改善するとの予想だ。なお、昨日引け後に公表された3月の金融統計に関しては、人民元建て新規融資額が予想を上回る半面、マネーサプライ(通貨供給量)M2は予想を下回る伸びとなっている。
 こうした中、本日の香港・本土マーケットは全体として方向感を欠く展開か。米中の指標発表が気がかりだ。ただ、経済回復の期待は根強く、大きく売り込む動きとはならないだろう。


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