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2021/03/03 09:06

神経質な値動きか、米ハイテク株安が重しに 無料記事

◆3日の香港マーケットは、米ハイテク株安が重しとなる展開か。(亜州リサーチ編集部)
 外部環境はややネガティブ。昨夜の米株市場では、主要指標のNYダウが前営業日比0.5%安と反落し、ハイテク株比率の大きいナスダック指数が1.7%安と3日ぶりに反落した。このところ上昇が目立っていたハイテク関連が売られ、全体相場の重しとなっている。米長期金利の上昇は一服しているものの、ITハイテク関連などグロース株(成長株)のバリュエーションは依然として高い状態――との見方が優勢だ。ただ、米経済回復を見越し、景気敏感株の一角はしっかり。これまでの上昇をリードしていた銘柄群を売り、出遅れていたバリュー株(割安株)を買う動きが散見された。
 中国国内の環境もやや不透明。中国銀行保険監督管理委員会の郭樹清主席は2日、国内不動産市場や海外金融市場のバブルに警戒感を示した。また、銀行の不良債権は今年、昨年以上のペースで拡大するとの見通しも明らかにしている。中国では今週5日、国会に相当する全国人民代表大会(全人代)が開幕。各種の経済対策に対する期待感はあるが、同時に、内容を見極めたいとするスタンスも強まる状況だ。
 こうした中、本日の香港・本土マーケットは全体として神経質な値動きとなろう。米国や中国の金利動向が落ち着いている事はプラスとなるものの、一段の好材料に欠ける中で、年初来の高値圏にある銘柄群などは売り圧力も意識されよう。昨夜の米ハイテク株安も逆風だ。


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