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2021/07/05 08:41

買い先行か、米主要株価指数が最高値更新 無料記事

◆週明け5日の香港マーケットは、米株高値更新を好感した買いが先行しそうだ。(亜州リサーチ編集部)
 外部環境はポジティブ。先週末の米株市場は、主要指標のNYダウが前日比0.4%高と4日続伸し、約2カ月ぶりに終値で史上最高値を更新した。ハイテク株比率の大きいナスダック指数は0.8%高と続伸し、3日ぶりに最高値を更新。機関投資家がベンチマークとして重要視するS&P500指数は0.8%高と7日続伸し、連日で最高値を更新している。「適温相場(景気回復と低金利が併存)」の期待が高まる中、投資家のリスク選好が高まった。米労働省が5日公表した6月の米雇用統計では、非農業部門の雇用者数が予想以上に増加する一方、失業率は予想に反し上昇した。市場では、「景気回復は続いているが、米連邦準備理事会(FRB)がテーパリング(量的緩和の縮小)を急ぐほどではない」との見方が広がっている。米10年債利回りも急低下し、ハイテクなど高PER(株価収益率)のグロース(成長)株が大きく上昇した。
 一方、中国国内の環境は不透明。経済回復の鈍化が警戒されている。先週公表された6月の財新・製造業PMI(民間集計)は、予想以上に前月から低下した。国家統計局などが集計した同月の製造業PMIに関しても、予想ほどではなかったが前月実績を下回っている。海外マネーの中国流出も不安視される状況。本土・香港間の相互取引スキームを通じた2日の売買では、香港経由の本土株取引が大幅な売り越しだった。
 こうした中、本日の香港・本土マーケットは全体としてしっかりとした展開となろう。中国の経済回復鈍化や、対外関係の悪化懸念などマイナス材料は重なるものの、米株の高値更新が投資家心理を上向かせそうだ。先週の下げが大きかったことで、自律反発狙いの買いも期待できよう。




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