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2021/06/03 08:54

上値の重い展開か、米中の指標発表前に様子見も 無料記事

◆3日の香港マーケットは、米中の指標発表を前に上値の重い展開か。(亜州リサーチ編集部)
 外部環境は安定している。昨夜の米株市場は、主要指標のNYダウが前日比0.1%高と5日続伸し、今年5月上旬に付けた史上最高値に接近した。米ハイテク株比率の大きいナスダック指数は0.1%高と反発している。景気期待が相場を支えた。米国では新型コロナウイルスのワクチン接種が進み、新規感染者数も減少している。経済活動の早期正常化が期待された。また、米連邦準備制度理事会(FRB)が2日に報告した米地区連銀景況報告(ベージュブック)では、米経済が4〜5月にかけて緩やかながらも回復ペースが加速したことが指摘されている。ただ、重要経済指標の発表を前に、様子見ムードも漂った。3日に5月のADP全米雇用リポート、新規失業保険申請件数(週間)、4日に5月の米雇用統計が公表される。
 一方、内部的には新規材料に乏しい。主要企業の決算報告もほぼ一巡した。主要経済指標の発表に関しては、本日の取引時間中に5月の財新中国サービス業PMI、週明け7日に同月の貿易統計、9日に同月の物価統計などが予定されている。
 こうした中、本日の香港・本土マーケットは全体として上値の重い展開か。米株高や原油上昇(WTI原油先物は1.6%高と続伸し、約2年7カ月ぶりの高値)は好感されそうだが、米中の指標発表が気がかり材料となりそうだ。


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