/ 詳細
検索 (期間指定)
期間

2021/06/28 08:59

方向感を欠く展開か、中国指標の発表や政治イベントが気がかり 無料記事

◆週明け28日の香港マーケットは、中国指標の発表や政治イベントを前に方向感を欠く展開か。(亜州リサーチ編集部)
 外部環境は良好と言える。先週末の米株市場は、主要指標のNYダウが前日比0.7%高と続伸した。連日で史上最高値を更新していたハイテク株比率の大きいナスダック指数は0.1%安と4日ぶりに反落したが、下値は限定されている。機関投資家がベンチマークとして重要視するS&P500指数は0.3%高と続伸し、前日に続き最高値を更新した。銀行株の上昇が相場を下支え。米連邦準備理事会(FRB)は24日、大手金融機関を対象としたストレステスト(健全性審査)の結果を公表し、十分な資本を有していることを明らかにした。そのうえで、新型コロナウイルス禍を受けて導入した自社株買いと配当金支払いの制限を30日付で解除すると発表している。
 一方、中国では27日、5月の工業企業利益が公表された。前年同月比36.4%増と大幅に拡大したが、増益率は4月の57.0%からは鈍化している。なお今週は、30日に6月の製造業PMI(国家統計局などが集計)が発表される予定。最新のコンセンサス予想では、5月実績からやや低下する見込みだ。また、7月1日は香港特別行政区成立記念日で香港市場が休場となる。また、北京市では同日、中国共産党創立100年の式典が行われる予定だ(本土市場は開場)。
 こうした中、本日の香港・本土マーケットは全体として方向感を欠く展開か。米株市場の安定など好材料はあるものの、内部的には指標発表や政治イベントなどが気がかり材料が重なっている。様子見ムードも漂いそうだ。


内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。

関連ニュース同じカテゴリーのニュース