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2021/09/07 08:52

底堅く推移か、中国経済対策に期待感 無料記事

◆7日の香港マーケットは、中国の経済対策に対する期待感で底堅い展開か。(亜州リサーチ編集部)
 外部環境は安定的。昨夜の海外市場では、米国がレーバーデーで休場だったが、場が開いていた欧州では各国の主要株価指数が軒並み上昇した。米雇用統計の下振れでテーパリング(量的緩和の縮小)の早期開始に対する警戒感がやや後退し、緩和的な米金融政策が長期化するとの見方が投資家心理を上向かせている。また、ロンドン金属取引所(LME)では、主要産品の先物がそろって上昇した。
 一方、中国国内では、経済対策の期待感が高まっている。劉鶴・副首相は6日、河北省で開かれたデジタル経済フォーラムでビデオ講演し、「民間経済を支援する必要がある」と強調したうえで、政策支援の方向性は今後も変わらないとの考えを示した。また、中国証券報は同日、「中国人民銀行(中央銀行)は預金準備率や金利の引き下げ余地がある」と専門家の意見として報じている。
 なお本日は、中国で8月の貿易統計が報告される予定。事前のコンセンサス予想では、人民元建て輸出入の伸びがそれぞれ前月実績を上回る見込みだ(米ドルベースでは予想を下回る予想)。
 こうした中、本日の香港・本土マーケットは全体として底堅く推移しそうだ。中国の産業締め付けなど不安材料は依然としてくすぶるものの、経済対策に対する期待感が相場を支えよう。


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