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2021/10/20 09:06

しっかりか、内外環境が安定 無料記事

◆20日の香港マーケットは、内外環境の安定でしっかりとした値動きか。(亜州リサーチ編集部)
 外部環境はポジティブ。昨夜の米株市場は、主要指標のNYダウが前日比0.6%高と反発し、ハイテク株比率の大きいナスダック指数が0.7%高と5日続伸した。NYダウは3万5457米ドルで取引を終え、今年8月16日に付けた史上最高値(3万5625米ドル)に接近している。好業績銘柄が相場を押し上げた。主要企業の7〜9月期決算報告が進む中、予想を上回る業績を発表する企業が相次いでいる。この日は、医薬品・日用品のジョンソン・エンド・ジョンソンや保険のトラベラーズなどが決算上振れで買われた。また、取引終了後に決算発表した動画配信大手のネットフリックスは、売上高と1株利益、会員数の伸びが予想を上回り、時間外取引で急伸している。
 中国国内の環境もそれほど悪くない。第3四半期の中国GDP成長率などが下振れする中、経済成長の鈍化懸念はくすぶるものの、市場では織り込みつつある(昨日は上海総合指数が反発、ハンセン指数は3日続伸)。当局の経済対策に対する期待感も強まる状況だ。また、人民元高の動きもプラス。上海外国為替市場では、対米ドルの人民元相場が急上昇し、約4カ月ぶりの元高水準で推移している(20日朝方も元高で推移)。
 なお、本日(日本時間午前10時半ごろ)、中国人民銀行(中央銀行)が10月分の最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」を発表する予定。市場では、18カ月連続で据え置かれると予想されている。
 こうした中、本日の香港・本土マーケットは全体としてしっかりとした展開か。上述したように、内外環境の安定が投資家心理を上向かせよう。また、昨夜の米株市場で、ADR(米国預託証券)上場する中国の大型ネット株が総じて上昇したことも好感されよう。なかでも、阿里巴巴集団HD(アリババ・グループ・ホールディング:9988/HK、BABA/NYSE)は6.1%高と急伸。同社は19日、自社開発の最先端半導体を発表した。


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