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2021/11/04 08:49

方向感を欠く展開か、好悪材料が入り混じる 無料記事

◆4日の香港マーケットは、好悪材料が入り混じる中で方向感を欠く展開か。(亜州リサーチ編集部)
 外部環境は良好。昨夜の米株市場は、主要3指数が連日で史上最高値を更新した。主要指標のNYダウが前日比0.3%高と5日続伸し、ハイテク株比率の大きいナスダック指数が1.0%高と8日続伸。機関投資家がベンチマークとして重視するS&P500指数は0.6%上昇している。米連邦公開市場委員会(FOMC)が無難に通過し、投資家に買い安心感が広がった。FOMCでは予想通り、米連邦準備理事会(FRB)がテーパリング(量的緩和の縮小)開始を決定。パウエルFRB議長はその後の会見で、「テーパリングが利上げに直結することはない」と強調し、低金利政策の長期化を示唆した。
 一方、中国国内の環境は依然として不透明。新型コロナウイルス感染の再拡大で、経済回復ペースが鈍化すると危惧されている。国家衛生健康委員会の最新発表(3日付)によれば、2日に新たに確認された市中感染者は93人となった。およそ3カ月ぶりの高水準。北京市では来週、中国共産党の重要会議が開かれ、来年には北京冬季オリンピックの開催が控えている。「ゼロコロナ政策」を推進する政府は感染対策を強化する構えで、経済活動の停滞が懸念される状況だ。
 こうした中、本日の香港・本土マーケットは全体として方向感を欠く展開か。米株が連日で最高値を更新していることは支えになりそうだが、国内のコロナ感染再拡大が投資家心理の重しとなりそうだ。コロナ感染は、韓国やベトナムなどでも拡大している。


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