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2021/07/30 08:48

米ハイテク株高好感で買い先行か、中国PMI発表控え上値の重さも 無料記事

◆30日の香港マーケットは、米ハイテク株高を好感し買い先行しそうだが、中国PMIの発表を控え上値も重そうだ。(亜州リサーチ編集部)
 外部環境は安定的。昨夜の米株市場は、主要指標のNYダウが前日比0.4%高と3日ぶりに反発し、ハイテク株比率の大きいナスダック指数が0.1%高と続伸した。米金融緩和の長期化観測が支え。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が前日、米連邦公開市場委員会(FOMC)後の記者会見で、「利上げを検討することは時期尚早だ」と強調したことが改めて材料視されている。また、朝方公表された今年4〜6月期の米GDP(実質国内総生産)速報値が年率換算で前期比6.5%増にとどまり、市場予想(8.5%増)に届かなかったことも、当局が緩和スタンスを継続するとの見方につながった。個別では、米半導体大手のクアルコムが公表した7〜9月期の売上高見通しが予想を上回り、同社株は6.0%高。同業のアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)は5.0%上昇し、上場来高値を更新した。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は続伸し、史上最高値に接近している。
 一方、中国本土ではあす31日、7月の製造業PMI(国家統計局などが集計)が発表される。最新のコンセンサス予想では、6月実績からやや低下する見込みだ。
 こうした中、本日の香港・本土マーケットは全体として上値の重い展開か。昨夜の米ハイテク株高などは追い風となりそうだが、上述したように、あす公表される中国PMIが気がかり材料となる。また、前日は中国の規制懸念がひとまず後退する中、指数が大幅に上昇したこともあり(ハンセン指数は3.3%高で続伸、上海総合指数は1.5%高で5日ぶり反発)、戻り待ちの売り圧力も意識されそうだ。



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