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2021/12/02 08:50

上値の重い展開か、コロナ感染拡大に警戒感 無料記事

◆2日の香港マーケットは、コロナ感染拡大の警戒感で上値の重い展開か。(亜州リサーチ編集部)
 外部環境ネガティブ。昨夜の米株市場では、主要指標のNYダウが前日比1.3%安、ハイテク株比率の大きいナスダック指数が1.8%安とそろって続落した。新型コロナ変異ウイルス(オミクロン)の警戒感が高まっている。欧州やアフリカ、中東などで急速に感染が広がっている変異種「オミクロン」は、米国でも初めて感染者が確認された。渡航制限など各国が水際対策を強化する中、経済活動の縮小が懸念されている。
 一方、中国国内には好悪材料が入り混じる状況。まず、劉鶴・副首相が「来年の中国経済にも、充分な信頼感を抱いている」とも述べたことはプラスだ。他方、国内の新型コロナウイルス感染拡大はマイナス。国家衛生健康委員会の最新発表(12月1日付)によると、11月30日に新たに確認された感染者は113人に拡大し、11月3日以来、約1カ月ぶりに100人を突破した。11日29日の39人から3倍弱に増えている。
 こうした中、本日の香港・本土マーケットは全体として上値の重い展開か。上述したように、世界的なコロナ感染拡大が不安材料として意識されよう。


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