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2021/09/17 08:58

上値の重い展開か、内部環境の不透明感が逆風 無料記事

◆17日の香港マーケットは、中国国内の不安材料で上値の重い展開か。(亜州リサーチ編集部)
 外部環境はそれほど悪くない。昨夜の米株市場は、主要指標のNYダウが前日比0.2%安と反落したものの、ハイテク株比率の大きいナスダック指数は0.1%高と小幅ながら続伸している。また、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は0.2%高と続伸し、史上最高値を更新した。新型コロナ変異ウイルス(デルタ株)の感染拡大により、米経済の回復基調は鈍化するとの警戒感で景気敏感株が売られた半面、足もとの米消費は堅調との見方で小売銘柄などは物色されている。この日公表された経済指標では、8月の米小売売上高が予想外に増加したほか、9月のフィラデルフィア連銀業況指数は予想を大きく上回り、5カ月ぶりの上昇となった。新規失業保険申請件数(週間)は3週ぶりに増加したが、前週は大型ハリケーン「アイダ」の影響で申請ができなかっため、その分が上乗せになったとの見方。継続受給者数はコロナ流行後で最少となるなど、雇用情勢に悪化はみられていない。
 一方、中国国内の環境には依然として不透明感が漂う。産業引き締めの広がりや、不動産業界を巡る債務リスクが不安視されている。大手デベロッパーの中国恒大集団(3333/HK)に関しては、今月20日が期限の利払いが不能になる見込みと伝わった。なお、来週は中秋節にからみ、本土市場が週明け20日と21日、香港市場が22日に休場となる。
 こうした中、本日の香港・本土マーケットは全体として上値の重い展開か。米ハイテク株高は好感されそうだが、中国国内の不透明感が逆風だ。また、来週は休場が多いため、様子見ムードが漂う可能性もあろう。


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