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2021/09/30 08:38

大型連休控え方向感を欠く展開か、中国PMIにも注目 無料記事

◆30日の香港マーケットは、中国の大型連休を控え方向感を欠く展開か。(亜州リサーチ編集部)
 外部環境には不透明が漂う。昨夜の米株市場は、高安がまちまちだった。主要指標のNYダウが前日比0.3%高と反発する一方、ハイテク株比率の大きいナスダック指数は0.2%安と4日続落している。米景気の改善期待は支えとなったものの、米債務上限問題の懸念は根強く、全体として上値も重かった。この日公表された経済指標では、8月の中古住宅販売仮契約指数が前月比で8.1%上昇し、市場予想(1.4%上昇)を大幅に上回っている。他方、連邦政府の債務上限引き上げを巡る与野党協議は難航。月末に会計年度末を控える中、政府機関の一時閉鎖やデフォルト(債務不履行)の警戒感は続いている。米株市場の不安心理を表すVIX(20を超えると不安心理が高まった状態とされる通称「恐怖指数」)は、前日比2.97%安の22.56に低下したものの、依然として節目の20を上回ったままだ。
 一方、中国では本日朝方(日本時間10時ごろ)、9月の製造業PMI(国家統計局などが集計・発表)が公表される。直前の市場コンセンサス予想は50.0で、前月(50.1)並みの水準となる見込み。また、取引時間中(日本時間10時45分ごろ)に発表される同月の財新中国製造業PMI(民間集計・発表)については、前月の49.2から49.5にやや上昇するとの予測だ。
 なお、香港・本土では、あすから国慶節連休(本土市場は10月1〜7日が休場、香港は1日のみ休場)がスタートする。
 こうした中、本日の香港・本土マーケットは全体として方向感を欠く展開か。中国の大型連休を前に、積極的な売買が手控えられそうだ。また、中国PMIの内容次第では、相場が乱高下する恐れもあろう。


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