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2021/10/22 08:58

上値の重い展開か、決算動向を注視 無料記事

◆22日の香港マーケットは、決算動向の見極めで上値の重い展開か。(亜州リサーチ編集部)
 外部環境はそれほど悪くない。昨夜の米株市場は、主要指標のNYダウが前日比0.02%安と小反落。一時0.5%安と下げたが、引けにかけて下げ幅を縮小している。ハイテク株比率の大きいナスダック指数は0.6%と反発。機関投資家がベンチマークとして重視するS&P500指数は0.3%上昇し、史上最高値を更新した。一部企業の業績不振は重しとなったが、米経済の先行き楽観が相場を支えている。IBMが公表した7〜9月期決算は売上高が予想に届かず、前日比10%安と急落。NYダウの下げ要因となった。他方、米労働省が21日発表した新規失業保険申請件数(週間)は、予想に反し前週から減少。新型コロナウイルスの感染拡大が本格化した2020年3月以降で、最低を記録した。米経済回復が継続しているとの見方が高まっている。
 一方、内部的には経済対策の期待感が強まる状況。中国経済の成長減速懸念がくすぶるなか、当局の景気テコ入れ策に対する思惑も広がっている。そうした中、中国人民銀行(中央銀行)は21日、リバースレポ取引を通じ、前日と同様、満期到来分との差引で900億人民元の資金を市場に供給した。
 なお、香港(中国)では主要企業の四半期決算発表が本格化しつつある。本日は、中国電信(728/HK)や中国神華能源(1088/HK)、国薬HD(1099/HK)、華潤水泥HD(1313/HK)、招金鉱業(1818/HK)、招商銀行(3968/HK)などが報告する予定だ。
 こうした中、本日の香港・本土マーケットは全体として上値が重い展開か。決算報告が進む中で、内容を見極めたいとするスタンスが強まりそうだ。また、昨夜のロンドン金属取引所(LME)では、アルミや銅など主要産品の先物が軒並み下げている。関連銘柄にとっては逆風となろう。



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