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2021/06/07 08:55

方向感を欠く展開か、中国貿易統計が気がかり 無料記事

◆週明け7日の香港マーケットは、中国貿易統計の結果をにらみながら方向感を欠く展開か。(亜州リサーチ編集部)
 外部環境は安定的。先週末の米株市場は、主要指標のNYダウが前日比0.5%高、米ハイテク株比率の大きいナスダック指数が1.5%高とそろって反発した。金融緩和の早期縮小懸念が後退。米労働省が4日公表した5月の米雇用統計では、非農業部門の雇用者数が予想に届かなかった。このところ強い経済指標が相次いでいただけに、雇用統計の結果を受け、米連邦準備理事会(FRB)がテーパリング(量的緩和の縮小)を急ぐとの懸念が後退している。米10年債利回りも急低下し、ハイテクなど高PER(株価収益率)のグロース(成長)株が大きく上昇した。
 一方、中国国内では本日、今年5月の貿易統計が公表される。事前のコンセンサス予想では、輸出の伸びがやや鈍化する半面、輸入は加速するとの見込みだ。
 こうした中、本日の香港・本土マーケットは全体として方向感を欠く展開か。先週末の米株高を好感した買いが先行しそうだが、中国貿易統計の結果が気がかりだ。市場予想を大幅に上回った場合、経済回復の期待が強まる半面、インフレ高進の警戒感が再燃する恐れもある。
 なお、香港市場では本日付で、ハンセン指数の構成銘柄が55→58に増加する。充電池・自動車メーカーの比亜迪(BYD:1211/HK)、太陽光発電向けガラス基板メーカーの信義光能HD(シンイ・ソーラー・ホールディングス:968/HK)、不動産管理サービスの碧桂園服務HD(カントリー・ガーデン・サービシズ・ホールディングス:6098/HK)が新規に組み入れられる形で、その値動きが注目されよう。


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