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2021/08/05 08:46

上値の重い展開か、コロナ感染拡大を不安視 無料記事

◆5日の香港マーケットは、コロナ感染拡大を不安視し上値の重い展開か。(亜州リサーチ編集部)
 外部環境はやや不透明。昨夜の米株市場は、まちまちの値動きだった。主要指標のNYダウが前日比0.9%安と反落する一方、ハイテク株比率の大きいナスダック指数は0.1%高と3日続伸している。この日公表された経済指標は強弱感の分かれる内容。今年7月のADP全米雇用リポートでは、(政府部門を除く)非農業部門の雇用者数が予想を大幅に下回った。他方、米サプライマネジメント協会(ISM)が報告した同月の非製造業景況感指数は予想を大幅に上回り、過去最高を記録している。長期金利や外国為替が乱高下する中、株式相場も全体として方向感を欠いた。
 一方、中国国内には好材料もある。主要企業の決算報告本格化を前に、業績期待が強まる状況だ。中国有色金属工業協会は3日、非鉄金属業界の利益総額が上半期の過去最高を更新したと報告した。ただ、新型コロナウイルス変異種(デルタ株)感染拡大は不安材料としてくすぶる。中国では8月3日までの2週間で合計485人が新規感染し、それ以前の半年間に感染した人数を突破した。各地域で移動制限が強化され、一部では工場の操業が停止している。
 こうした中、本日の香港・本土マーケットは全体として上値の重い展開か。企業決算に対する期待感はあるものの、コロナ感染拡大による経済の落ち込みも警戒される状況だ。目先は業績動向に着目した物色となろう。




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