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2021/11/26 08:59

動意に乏しい展開か、新規材料に乏しく 無料記事

◆26日の香港マーケットは、新規材料に乏しい中で動意を欠く展開か。(亜州リサーチ編集部)
 外部環境は安定している。米国は昨夜、感謝祭の祝日で株や債券などのマーケットが休場だったが、場が開いていた欧州市場では主要株価指数が総じて上昇した(独DAXは0.3%高、英FTSE100も0.3%高、仏CAC40は0.5%高など)。グローベックスのNYダウ先物も堅調に推移している。また、ロンドン金属取引所(LME)では、アルミや銅など主要商品の先物が値上がりした。欧州で新型コロナウイルス感染が再拡大していることなど不安材料はあったが、米経済の回復基調などが相場を下支えしている。
 一方、中国国内は新規の材料に乏しい状況。ただ、経済対策に対する期待感は持続している。景気回復の腰折れを回避するため、当局は経済対策を強めるスタンスだ。なお、月次経済統計では、27日に10月の工業企業利益、30日に11月の製造業PMIの発表が予定されている。
 こうした中、本日の香港・本土マーケットは動意に欠ける展開となろう。上述したように、中国国内の材料不足で、様子見ムードが漂いそうだ。


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