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2021/06/02 08:57

しっかりか、内外環境が改善 無料記事

◆2日の香港マーケットは、内外環境の改善でしっかりとした展開か。(亜州リサーチ編集部)
 外部環境は安定的。休場明けとなった昨夜の米株市場は、主要指標のNYダウが前営業日比0.1%高と小幅ながら4日続伸し、史上最高値に接近した。米ハイテク株比率の大きいナスダック指数は、長期金利の上昇を嫌気して0.1%安と小反落したが、高く推移する場面もみらている。欧州市場では、主要株価指数が軒並み上昇した。経済活動の正常化期待が支え。英国では1日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)以来、コロナ感染症による新たな死亡者が初めてゼロとなった。米ニューヨーク市では5月30日、コロナ陽性率がパンデミック以降で最低を記録。米疾病対策センター(CDC)の最新データによれば、米国でコロナワクチンを2回接種した人は成人の5割を超えた。原油高もプラス。WTI原油先物は2.1%高と急反発し、一時は約2年7カ月ぶりの高値を付けた。
 内部環境も良好。中国では、新たな人口政策が市場で歓迎されている。5月31日の共産党中央政治局会議では、夫婦1組につき「2人まで」としていた規制を緩和し、「3人まで」子供をもうけることを認める方針が承認された。段階的に定年年齢を引き上げていく方針も確認している。少子高齢化による成長鈍化の警戒感が薄らぐ格好だ。金融当局の元高抑制方針を受け、外国為替市場では対米ドル相場がやや元安に動いたものの、それほど売られてはいない。
 こうした中、本日の香港・本土マーケットは全体としてしっかりとした展開か。このところの上昇による売り圧力は意識されるものの、上述したように、内外の景気期待が相場を支えそうだ。


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