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2021/09/20 09:14

米株安嫌気し売り先行か、本土マーケットは休場 無料記事

◆週明け20日の香港マーケットは、米株安を嫌気した売りが先行する流れか。(亜州リサーチ編集部)
 外部環境はやや不透明。先週末の米株市場は、主要指標のNYダウが前日比0.5%安と続落し、ハイテク株比率の大きいナスダック指数は0.9%安と3日ぶりに反落した。新規の買い材料に乏しい中、米連邦公開市場委員会(FOMC)の内容を見極めたいとするスタンスが投資家の慎重スタンスを強めさせている。21〜22日に開催されるFOMCでは、テーパリング(量的緩和の縮小)の開始決定は見送られるとの見方が優勢だが、年内開始の公算は根強い。金利見通しの言及も気がかりだ。また、新型コロナ変異ウイルス(デルタ株)の感染拡大により、米経済の回復基調が鈍化するとの警戒感も続いている。米株市場の不安心理を表すVIX(20を超えると不安心理が高まった状態とされる通称「恐怖指数」)は、前日比11.34%高の20.81ポイントに上昇し、再び20ポイントの節目を上回った。
 一方、中国本土は今週、きょう20日とあす21日が中秋節につき休場となる(香港市場は22日に休場)。一部地域で新型コロナ感染者が再び増加する中、旅行や帰省による人流増加で感染拡大に拍車がかかるとの不安も高まる状況だ。また、大手不動産会社の債務問題も重し。流動性リスクに直面する中国恒大集団(3333/HK)に関しては、今週23日に巨額の利払い期限を迎える。20日期限の利払いについては、すでに行えない見通しが各金融機関に通知された。
 こうした中、本日の香港マーケットは、米株安を嫌気し売り先行する流れか。上述したように、大手不動産会社を巡る不透明感も重しとなろう。ただ、中国経済対策に対する期待感は根強く、政策支援で恩恵を受けやすい銘柄群を物色する動きはみられそうだ。


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