2022/02/07 08:58
しっかりか、連休明け本土市場の買いに期待
◆週明け7日の香港マーケットは、本土株高期待でしっかりとした展開か。(亜州リサーチ編集部)
外部環境は悪材料と好材料が交錯する状況。マイナス材料としては、インフレ高進を背景とした金融引き締め懸念の高まりが挙げられる。WTI原油先物は2.3%高と6日続伸し、一時、2014年9月以来、約7年4カ月ぶりの高値を付けた。また、今年1月の米雇用統計では、非農業部門の雇用者数が予想を上回り、昨年11月と12月分が上方修正されている。平均時給も予想以上に伸びた。米連邦準備理事会(FRB)は利上げを急ぐ――との見方がさらに強まっている。他方、ハイテク大手の好決算はプラス。アマゾンなどの10〜12月期決算が好調だったことを受け、メタ(旧フェイスブック)の決算失望で前日に売られたハイテク株全般に買い戻しが相次いだ。米株市場では、主要指標のNYダウが前日比0.1%安と小幅ながら続落する半面、ハイテク株比率の大きいナスダック指数が1.6%高と反発している。
一方、中国国内では、春節(旧正月)連休が終わり、本土市場がきょう7日に取引再開される。連休中の香港や海外の株高に加え、中国の経済対策に対する期待感で買い先行しそうだ。
こうした中、本日の香港マーケットは全体としてしっかりか。インフレ高進は売り材料として意識されそうだが、本土株高を支えに買いが継続しよう。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
外部環境は悪材料と好材料が交錯する状況。マイナス材料としては、インフレ高進を背景とした金融引き締め懸念の高まりが挙げられる。WTI原油先物は2.3%高と6日続伸し、一時、2014年9月以来、約7年4カ月ぶりの高値を付けた。また、今年1月の米雇用統計では、非農業部門の雇用者数が予想を上回り、昨年11月と12月分が上方修正されている。平均時給も予想以上に伸びた。米連邦準備理事会(FRB)は利上げを急ぐ――との見方がさらに強まっている。他方、ハイテク大手の好決算はプラス。アマゾンなどの10〜12月期決算が好調だったことを受け、メタ(旧フェイスブック)の決算失望で前日に売られたハイテク株全般に買い戻しが相次いだ。米株市場では、主要指標のNYダウが前日比0.1%安と小幅ながら続落する半面、ハイテク株比率の大きいナスダック指数が1.6%高と反発している。
一方、中国国内では、春節(旧正月)連休が終わり、本土市場がきょう7日に取引再開される。連休中の香港や海外の株高に加え、中国の経済対策に対する期待感で買い先行しそうだ。
こうした中、本日の香港マーケットは全体としてしっかりか。インフレ高進は売り材料として意識されそうだが、本土株高を支えに買いが継続しよう。
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