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2021/10/05 13:26

香港前場:ハンセン0.3%高で3日ぶり小反発、資源・素材セクターに買い 無料記事

 5日前場の香港マーケットは、主要60銘柄で構成されるハンセン指数が前日比76.27ポイント(0.32%)高の24112.64ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が9.46ポイント(0.11%)高の8530.65ポイントとそろって3日ぶりに反発した。半日の売買代金は602億3830万香港ドルとなっている(4日の前場は661億9540万香港ドル)。
 原油高のプラス面が好感される流れ。昨夜のWTI原油先物は1.7%高と大幅に3日続伸し、一時、約7年ぶりの高値を付けた。関連銘柄が急伸し、全体相場を支えている。ハンセン指数が前日に急落し、昨年10月以来の安値を付けていただけに、値ごろ感も着目された。昨夜の米ハイテク株安や、中国経済の鈍化懸念などで安く始まったものの、前引けにかけて指数はプラスに転じている。(亜州リサーチ編集部)
 石油や石炭、天然ガスなどエネルギー関連に買いが先行。中国石油天然気(ペトロチャイナ:857/HK)が5.1%高、中国石油化工(サイノペック:386/HK)が2.9%高、中国海洋石油(CNOOC:883/HK)が2.3%高、エン州煤業(1171/HK)が4.4%高、中国中煤能源(1898/HK)が4.1%高、中国神華能源(1088/HK)が2.0%高、新奥能源HD(ENNエナジー:2688/HK)が3.4%高、昆侖能源(クンルン・エナジー:135/HK)が2.8%高で引けた。
 非鉄・鉄鋼セクターも高い。中国アルミ(チャルコ:2600/HK)が7.7%、洛陽モリブデン集団(3993/HK)が5.3%、江西銅業(358/HK)が2.6%、馬鞍山鋼鉄(323/HK)が3.8%、鞍鋼(アンガン・スチール:347/HK)が2.4%、中国東方集団HD(581/HK)が2.1%ずつ上昇した。
 半面、中国不動産セクターは安い。広州富力地産(2777/HK)が8.5%、融創中国HD(1918/HK)が7.9%、碧桂園HD(2007/HK)が2.6%、万科企業(2202/HK)と中国海外発展(688/HK)がそろって2.3%、龍湖地産(960/HK)が2.0%、華潤置地(1109/HK)が1.8%ずつ下落した。業界を巡る不透明感が重し。デフォルト(債務不履行)リスクに直面する中国恒大集団(3333/HK)のほかにも、資金繰り難や物件販売減に苦しむ企業が相次いでいる。碧桂園の9月不動産成約は、前年同月比で3割減少した。中堅デベロッパーの花様年HD集団(1777/HK)は4日、社債の償還を滞らせたと発表している(同社株は売買を一時停止)。
 ネット株もさえない。ハンセン科技指数は0.2%安と4日続落した。構成する関連銘柄では、インターネット検索中国最大手の百度集団(バイドゥ:9888/HK)が2.0%安、電子商取引(Eコマース)中国最大手の阿里巴巴集団HD(アリババ・グループ・ホールディング:9988/HK)が1.6%安、インターネットサービス中国大手の騰訊HD(テンセント・ホールディングス:700/HK)が1.4%安、飲食ポータルサイトの美団(メイトゥアン:3690/HK)が1.1%安と値を下げている。
 一方、本土マーケットは国慶節連休で休場となっている(7日まで休場。8日に取引再開)。



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