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2021/06/30 08:56

米ハイテク株高を支えにしっかりとした展開か、中国PMIを注視 無料記事

◆30日の香港マーケットは、米ハイテク株高を追い風にしっかりとした展開か。(亜州リサーチ編集部)
 外部環境は良好。昨夜の米株市場は、主要指標のNYダウが前日比0.03%高と反発し、ハイテク株比率の大きいナスダック指数が0.19%高と続伸した。ナスダック指数は前日に続き史上最高値を更新。機関投資家がベンチマークとして重要視するS&P500指数は0.03%高と4日続伸し、連日で最高値を切り上げた。米指標の改善が相次ぎ、投資家心理が上向いている。6月の消費者信頼感指数は市場予想を大幅に上回り、昨年2月以降で最高となった。また、4月の米ケース・シラー住宅価格指数も上振れし、約15年半ぶりの大幅な伸びを記録している。消費関連株に買いが先行した。また、米10年債利回りが心理的節目の1.5%台を下回って推移する中、ハイテクなど高PER(株価収益率)のグロース(成長)株を物色する動きも続いている。
 一方、中国本土では本日朝方(日本時間10時ごろ)、6月の製造業PMI(国家統計局などが集計)が発表される。最新のコンセンサス予想では、5月実績からやや低下する見込みだ(非製造業PMIはやや加速)。また、あす7月1日は香港特別行政区成立記念日で香港市場が休場となる。また、北京市では同日、中国共産党創立100年の式典が行われる予定だ(本土市場は開場)。
 こうした中、本日の香港・本土マーケットは全体としてしっかりとした展開か。中国製造業PMIの内容は不安材料となるものの、大幅な上振れや下振れがない限り、相場に与える影響は限定的となろう。また、あく抜けにもつながりやすい。中国の金融当局が緩和スタンスの継続を強調していることもあり、米市場と同様にグロース(成長)株を物色する動きもみられそうだ。


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