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2021/11/19 08:59

上値の重い展開か、中国ネット大手の業績不振が逆風 無料記事

◆19日の香港マーケットは、中国ネット大手の業績不振で上値の重い展開か。(亜州リサーチ編集部)
 外部環境は良好と言える。昨夜の米株市場では、主要指標のNYダウが前日比0.2%安と続落する半面、ハイテク株比率の大きいナスダック指数は0.5%高と反発し、史上最高値を更新した。機関投資家がベンチマークとして重視するS&P500指数も0.3%上昇し、最高値を切り上げている。好決算銘柄の物色が相場を支えた。画像処理半導体メーカーのエヌビディアが8%超上昇し、上場来高値を更新。同社が発表した8〜9月期決算と11〜1月期見通しは、それぞれ市場予想を上回った。他の半導体株にも買いが波及し、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は1.8%高で最高値を更新している。
 一方、中国国内の環境は芳しくない。中国経済の回復ペース鈍化が依然として警戒されている。中国ネット大手の業績不振もマイナス材料だ。電子商取引(Eコマース)中国最大手の阿里巴巴集団HD(アリババ・グループ・ホールディング:9988/HK)が昨日引け後に報告した7〜9月期決算は、純利益が前年同期比で81%減少。米市場に上場するADRは、アリババが11.1%安と急落している。なお、来週23日には、ハンセン科技指数に採用されている快手科技(1024/HK)と小米集団(1810/HK)が第3四半期決算を公表する予定だ。
 こうした中、本日の香港・本土マーケットは全体として上値の重い展開か。米ハイテク株高は支えになりそうだが、上述したように中国ネット株の株価動向が気がかりだ。


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