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2022/08/10 08:36

米ハイテク株安で神経質な値動きか、米中物価統計も気がかり 無料記事

◆10日の香港マーケットは、米ハイテク株安と米中物価統計発表で神経質な値動きか。(亜州リサーチ編集部)
 外部環境はネガティブ。9日の米株市場は、半導体産業の業績不安が高まり、主要指標のNYダウが前日比0.2%安と3日ぶりに反落し、ハイテク株比率の大きいナスダック指数が1.2%安と3日続落した。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は4.6%下げ、他の主要指数を大きくアンダーパフォームしている。半導体大手のエヌビディアが業績見通しを下方修正したことに続き、同業のマイクロン・テクノロジーは9日、第4四半期の売上高が従来予想の下限以下になる可能性があると発表した。マイクロン株は3.7%安と急落し、ハイテク株全般に売りが広がっている。また、金融政策を左右する7月・米消費者物価指数(CPI)の発表を翌日に控えていることも(日本時間10日21時半ごろ)、投資家の慎重姿勢を強めさせた。
 一方、中国でも本日(日本時間10時30分ごろ)、今年7月の物価統計が公表される予定。市場コンセンサスでは、消費者物価指数(CPI)の上昇率が前年同月比2.9%(前月は2.5%)、生産者物価指数(PPI)が4.9%(同6.1%)で着地する見通しとなっている。
 こうした中、本日の香港・本土マーケットは全体として神経質な値動きか。米ハイテク株安が重しとなるほか、米中の物価統計が気がかり材料だ。ただ、中国の産業支援策に対する期待感は根強く、下値は限定される可能性もある。また、香港上場企業の決算報告が進む中で、業績動向を材料にした物色もあろう。本日は、国泰航空(293/HK)や創科実業(669/HK)、あす11日は中国移動(941/HK)や永利澳門(1128/HK)、華虹半導体(1347/HK)、李寧(2331/HK)などが中間決算を発表する予定だ。


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