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2022/08/23 08:52

好悪材料が入り混じる中で上値の重い展開か、決算手がかりに選別物色も 無料記事

◆23日の香港マーケットは、好悪材料が入り混じる中で上値の重い展開か。(亜州リサーチ編集部)
 外部環境はややネガティブ。22日の米株市場は、積極的な米金融引き締めの警戒感で、主要指標のNYダウが前営業日比1.9%安、ハイテク株比率の大きいナスダック指数が2.5%安とそろって大幅続落した。パウエル米連邦準備理事会(FRB)理事長は26日、今週末(25〜27日)のジャクソンホール会議(各国の中央銀行関係者が集まる国際経済シンポジウム)で講演する予定。市場では、議長が利上げペース減速の観測をけん制し、タカ派(引き締めに積極的)的な発言をすると警戒されている。これまでにも、米金融当局者からはタカ派発言が相次いだ。米10年債利回りは上昇基調を強め、再び節目の3.0%を超えている。
 一方、内部的には好悪材料が交錯する。まず、中国人民銀行(中央銀行)の緩和スタンスはプラスだ。住宅ローン金利の指標となる5年物は4.30%となり、予想(4.35%)以上に前回(4.45%)から引き下げられている。実質的な政策金利と呼ばれる1年物も、予想ほどではなかったが前回から引き下げられた。他方、電力ひっ迫が続いていることはマイナス。中国では猛暑による電力不足で、一部地域の計画停電が延長されている。工場の稼働停止など、サプライチェーンの混乱が実体経済に悪影響を及ぼすと危惧される状況だ。
 こうした中、本日の香港・本土マーケットは全体として上値の重い展開か。中国の金利引き下げはプラス材料となるものの、国内経済の不透明感は依然としてくすぶっている。米金利動向も気がかり材料だ。主要な中国企業の決算報告が香港で佳境入りする中、目先は、業績動向に着目した物色となろう。本日は、中国平安保険(2318/HK)や京東集団(9618/HK)、恒基兆業地産(12/HK)、龍源電力集団(916/HK)、快手科技(1024/HK)、中国生物製薬(1177/HK)、安踏体育用品(2020/HK)、中国アルミ(2600/HK)、京東物流(2618/HK)、小鵬汽車(9868/HK)などが中間業績を公表する予定だ。


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