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2022/08/15 09:13

神経質な値動きか、中国指標の発表が気がかり 無料記事

◆週明け15日の香港マーケットは、中国指標を気にしながら神経質な値動きか。(亜州リサーチ編集部)
 外部環境はポジティブ。12日の米株市場は、インフレ懸念の後退で、主要指標のNYダウが前日比1.3%高と3日続伸し、ハイテク株比率の大きいナスダック指数が2.1%高と急反発した。足もとでは、インフレのピークアウトを示唆する経済指標が相次いでいる。7月の米生産者物価指数(PPI)と米消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回ったことに続き、同月の米輸入物価指数は予想以上に伸びが鈍化した。米10年債利回りも低下している。米株市場の不安心理を表すVIX(20を超えると不安心理が高まった状態とされる通称「恐怖指数」)は19.53となり、前日比で3.32%下落。節目の20を再び下回った。
 一方、中国では本日の取引時間中に(日本時間午前11時ごろ)、7月の各種経済統計が公表される(小売売上高や鉱工業生産、固定資産投資など)。総じて前月からの改善が予想されているものの、先週12日に発表された同月の金融統計で、人民元建て新規融資額が予想を下回っただけに、予断を許さない。
 台湾情勢を巡る米中対立の警戒感もくすぶる。ペロシ米下院議長の訪台に続き、米議員団は14日、台湾に到着。2日間の日程で台湾高官を会談する予定だ。中国側の反発は必至で、中国外交部などの声明が気がかりだ。
 こうした中、本日の香港・本土マーケットは全体として神経質な値動きか。上述したように、中国指標に左右される展開となろう。
 また、中国人寿保険(チャイナライフ:2628/HK)や中国石油天然気(857/HK)、中国アルミ(チャルコ:2600/HK)など、米市場にADR上場する複数の企業が米上場を廃止する計画を明らかにした。重複上場する銘柄群の値動きを注視したい。


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